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年上主義
第1章 電車通学①
高校生になって念願の電車通学をする事になった僕
何故、念願だったのか今更分からなくなるくらいの満員ぶりに1ヶ月で早くもうんざりしていた
片足を浮かそうものならすぐさまそこに誰かの足が滑り込んで片足で20分も耐えた事だってあるし
固い鞄が腰を圧迫し続けて青アザになった事もある
行きだけならまだしも帰りもこれだから嫌になる
嫌になった所で乗らないといけないんだけど…
電車通学と言えば『その時間だけに会える好きな人』なんてシチュエーションが妹が持ってる漫画であったが…