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年上主義
第14章 真似事②
「ね、王様ゲームしない?」
クジをして当りの人が王様
王様は好きな数字を言ってその人に命令出来るって遊び
「やだよ、つまんなそー」
「命令出来るんだよ?なんでも」
「ちょっと、梢…何考えてるの?」
反論する二人にかなり乗り気になって来た僕と梢ちゃんは『とりあえず』で言いくるめてやってみる事になる
飲み物の為に用意したストローの先にマジックで数字と王冠マークを書いて、手のひらに隠しカシャカシャとシャッフルする
「じゃー、桜ちゃんからどーぞー!」