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年上主義
第14章 真似事②
緊張しながら梢ちゃんの小さい唇に近付いて…触れる
ほんの2、3秒のつもりだったのにがっしりと頭を持たれて動けなく
唇の隙間から暖かい舌が滑り込んで僕の舌を絡める
「んっふっ…」
予期せぬ出来事と甘い苦しさに聞き慣れない声が漏れる
逃げれば追い絡みまた逃げ捕まり捕まえる舌の鬼ごっこのようなものが熱と唾液を水飴のようにして行く
「ぷはっ…!はぁはぁ…!」
離れた時にはお互いに肩で息をしていた
そんな僕らを桜ちゃんと壮ちゃんは真っ赤な顔で息をのみ見ていた