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第16章 上司命令①

有意義に平日の『自由』を楽しんでいる
真っ最中の俺の携帯電話が
ガラステーブルの上で
けたたましい音を立てる

バイブレーション設定のまま
ガラスの上に奥のは
音を鳴らすよりも画期的に気付ける

傷ついてないと良いな…携帯…

サッと親指で液晶を撫でると
『清水紫織』の名前がメール受信ボックスに映し出された

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from：清水紫織
件名：Re:
本文：迎えに来させてやる
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「どんだけ上から目線だよ…」