パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第19章 親友の家①

その時
花さんがどんな顔をしていたか
俺には解らない

しばらく顔を見れる訳もないし

「くそっ！この隠しステージむずすぎっ！」

ゲームに夢中になる歩
それどころじゃない俺
時間が経てば経つほど
フラッシュバックですれる過去が
俺の心をかきむしる

（……き、キスしちゃった…）

やっとそれが
現実だと
記憶がしっかりと定めた時
俺の脳裏に浮かんだのは
なんの捻りもない
そんな言葉だった

「歩ー電話出てー？」