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年上主義
第2章 放課後倶楽部①
次の日完全に理性を取り戻した島田は鬼の形相で俺を追いかけて来た
「かーしーまぁー!!」
(殺る気だ……)
「ま、まずは話を聞け!」
「聞く耳もたんっっ!よりによって教師を実験対象にするとはっ!」
「お前が良かったんだから仕方ないだろ」
爆発音がしたのかと思うくらい急激に島田の顔が一気に赤くなる
「照るなっ!俺が恥ずかしいだろ!」
「年上教師だと思ってナメるなよ!私はそーゆーの免疫ないんだからなっ!」
「知るか!」
不毛な恋の鬼ごっこが始まってしまったのだった