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年上主義
第4章 電車通学②
映画の内容は全くわからない
僕の膨らみを撫でる早苗さんの手と早苗さんの胸の膨らみを撫でる僕の手と
絡み合う二人の舌のぬくもりだけが身体に刻み込まれていた
「つ、次はいつ会えます!?い、いや、来週の日曜は空いてますか!?」
街を染める夕焼けがやけに寂しくさせる
「出来たばっかの彼女を一週間も放置する気?」
あの時と同じようにピンクゴールドの携帯で口元を隠して妖しく微笑む早苗さんにドキッとする
「れ、連絡します!」
夕焼けは優しい色に変わった