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あなたが好きっ!
第3章 誤解
次の日は部活はお休みの日。
帰り道の今、久しぶりに早い時間の電車に乗っている。
同じ学校の生徒は少ない。
家の最寄駅で降りて、河原沿いをぶらぶらする。
新緑が目に眩しい。
普段は部活ばかりだから、こうしてのんびりできる日にリフレッシュをしている。
「ミャー…」
突然、草むらから1匹の子猫が顔をのぞかせた。
そして、こちらに向かってくる。
「おいで」
そういうと、子猫は素直に私によりそった。
「かわいい…」
寝転んでいる子猫をなでる。
…そういえば、敦はまだこういったこともしてくれない。
さみしいな…そう思っていた時、ふいに頭をなでられた。
「麻友?寄り道?」
振り返った先は、隆也であった。
「散歩してたら、この猫にあって…」
「…ほんとだかわいいな」
そう言いながら、隆也も子猫をなでる。
子猫は、ミャーと鳴いて隆也の膝の上に寝転んだ。
そして、私と隆也はその猫をなでる。
「隆也は?どうしてここに?」
「ばーか。歩道から丸見えだったからな。何してるか気になったんだよ。寄り道は感心しませんね、お嬢さん」
笑いながら隆也は言う。
「もー!そんな子どもじゃないって!」
そう言って私も笑う。
いつものようにじゃれ合った。

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