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12歳年下の彼とGWする話
第4章 大阪まいしまシーサイドパーク
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2024年5月3日
その日は…予定通りに8時半に
実家の母親が準備万端で
この前のアンパンマンミュージアムで
買ってあげたリュックサックに
お菓子を沢山詰め込んだ大和が
朝からテンション全開で家に来て。
お母さんの車のチャイルドシートを
レンタカーに乗せ換えて、
垂水駅まで葵ちゃんと小林君を
迎えに行って合流する。
葵ちゃんは…小さい子の
扱いにも慣れてる感じで。
大和も…すぐに仲良くなった様だった。
垂水から大阪の舞洲までは…、
車で1時間20分程度の距離で。
多少の混雑には見舞われつつも
11時前には…目的地である
人工島の舞洲に着いた。
ユニバに行く時に見える派手な外観の
ゴミ処理施設があるのがこの舞洲で。
今はネモフィラで有名な場所だが
元々はゆり園があったのだそうだ。
台風による塩害でゆりが枯れてしまって。
ゆり園だった場所で、当時注目を
集め始めていたネモフィラを
育て始めたのが始まり…なのだそうで。
2019年から今のネモフィラ園としての
営業をする様になったのだとか…。
舞洲スポーツアイランドと…
最初の頃は呼ばれていて
スタジアム等のスポーツ関連の
施設が作られていた場所なんだけども…。
ネモフィラが見られるだけじゃなく
お洒落な今時のバーベキューが
出来る舞洲バーベキューパークや
アスレチックやクラフト施設
宿泊できるロッジ舞洲等のある
ちょっとしたレジャーアイランドになりつつある。
大阪まいしまシーサイドパークの
専用の駐車場に車を停めて。
ネモフィラを楽しみながら
海風を感じる散歩をして。
ネモフィラをバックに走り回る
大和の姿を撮影して妹に送って置いた。
キッチンカーフェスもしているので、
そのまま隣接するスペースで
自分が食べたい物を買って、
お昼ご飯にすると、すぐ近くにある
舞洲クラフト館で小さい大和でも
出来る缶バッチ作りの体験をして。
色鉛筆で描いたイラストが
そのまま缶バッチになる感じで。
20分ほどで完成した缶バッチを
受け取る事ができるので。
何を書こうか…色鉛筆を前にして
大和は悩んでいる様子だった。