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12歳年下の彼とGWする話
第1章 先月の話……

彼の…気持ちに…溺れてしまいそうに
なりながら彼からの熱烈なキスを受け入れる。

「んぐっ…んんんっ、ふ、んんん゛ッ」

ぎゅっと…ペニスを扱いてる手の上から
彼が自分の手を重ねて来て
強制的に彼のリズムでペニスを扱かされて。

ドクドクと…脈打ちながら…
彼の尿道口から吐き出された精液が
自分の手の平を伝って行く。

『すいません…巴さん…、
巴さんの…愛情を感じてしまって
つい…、我慢が…出来ず…出してしまいました』

これ…使って下さいと
枕元のティッシュを箱ごと
彼が私の方に差し出して来て。

彼のペニスと自分の手を拭きとったんだけど。
ティッシュがモロモロになっちゃって
私の手と彼のペニスにへばりついて
取れなくなっちゃったので。
彼はシャワーをしに…、私は手を洗いに
一緒に下の階に移動して。
手はすぐ洗い終わるので、
リビングでお水を飲んで彼を待って。
シャワーをして出て来た彼と
一緒にベッドルームに戻った。

『結局…LINEしたり…色々してたら
こんな時間になっちゃってましたね…』

「え?あ、もう…こんな時間だったんだ…」


ーーーー
ーーー
ーー


2024年4月27日は

垂水にあるレーブドゥシェフで

手土産のケーキを購入する事にした。

こじんまりとした昔からある

町のケーキ屋さんだけど、

垂水の人間なら誰でも知ってるお店で

見た目も綺麗な春イチゴのヴェリーヌを購入して。

彼のご実家のある西宮の…

高級住宅街を目指した。

彼のお家に到着すると…、

GWだから…親戚が集まっている様で。

玄関のドアは前のお正月の時みたいに

開いたままになっていたのだが。

リビングの人口密度が凄くて。

「すいません…お邪魔…致します…」

『ただいま~っと、ああ、何だ…
紫苑も…帰って来てたんだ…』

私と彼が玄関で履物を脱いでいると
出迎えてくれたのは
親戚の人と彼の母親である
生田亜希子は話込んでいて
気が付いて無かった様子だったので。

別の20代前半の若い女性が
…出迎えてくれた…のだけど。

明らかに誰お前って顔をしていて。


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