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12歳年下の彼とGWする話
第4章 大阪まいしまシーサイドパーク

銭湯の壁の絵みたいなアートが
湯船から眺められるようになって居て。
建物は新しいのに…どこか
懐かしい感じもする大浴場で。

マリーナから見た海に浮かぶ
ヨットの姿が、和柄の伝統柄を
用いつつもポップな感じのタッチで描かれていて。

お風呂でさっぱりした後は、
頭を乾かしてルームウエアに着替えて。
こんなラフな格好で…
ヨットマリーナを散歩するのも
なんか特別な経験な様な感じがするな…。

彼がこっちに手を差し出して来て
彼と恋人繋ぎをしながら。
そのまま…マリーナの隣に隣接してる
公園の方まで遊歩道を歩いて散歩する。

『こっちのエリアも再開発して
キャンプ場とかにする予定らしいですよ?』

この辺りの再開発計画も
進んでいる様で。あの…目の前に
見えているキャンピングカーサイトも
お洒落な感じだから、妹家族と
隣同士で指定して予約してとかも
楽しそうだなぁとかも思うし…。

彼は淡路島の貸別荘を借りて、
3世代旅行も…考えている様で…
まぁ…何年か先ですけどねとは…
彼も言ってはい居たけど…。

「この辺りも…楽しめる場所が
ドンドンと増える感じなんだね…」

『大阪万博もありますしね…』

「来年…間に合うのかな?
遅れてるとか集まらないとか
そんなニュースしか聞いてないんだけど…」

『公式キャラが集合体恐怖症の人には
…無理そうな…デザインですしね…』

しばらく彼との時間を楽しんで
クルーザーに戻ると
綺麗にソファがベッドになって居たが
肝心の2人の姿は無くて、上の
フライブリッジに居る様だった。

『お邪魔になっても行けませんし、
LINEだけしといて…休みましょうか?』

港斗君がポケットから
スマホを出して小林にLINEをすると。
ベッドルームに向かって行って、
丁度…大和が目を醒まして
トイレに行きたいと言ったので
そのまま彼がおトイレに連れて行ってくれて。

港斗君と大和を待って居ると、
上から話し声がこっちに
移動して来るのが聞こえて。
2人がフライブリッジから降りて来た。

『あ、巴姉サンお戻りだったんですね?』

大和は帰り道で力尽きたらしく
港斗君に抱っこされて戻って来て。
ふたりにおやすみなさいをして
大和を連れてベッドルームに入った。

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