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略奪者 人妻連続強姦殺人鬼
第8章 犠牲者4 葉山 結衣 34歳
男はその夫婦をおびき出すために、
1千万の金を使った。
亡くなった父親が、
半ば趣味で山中に作ったキャンプ場を、
相続したものの持て余した遺族から、
居抜きで買い取ったのだ。

無論、本気でキャンプ場を
経営する気なんてなかった。
目を付けたある夫婦を、
他に人気が無い場所に呼び出す。
ただそれだけのために買ったのだ。

その夫婦は30代半ばくらいだろうか、
いわゆるキャンプ系の配信者だった。
20代の終わりに結婚。
数年間妊活に励んだが子宝に恵まれず断念し、
夫婦で週末キャンプを楽しんでいるそうだ。
そして、そんな姿を動画配信しているのだが、
男が目を付けたのは、
動画で水着姿やスパッツ姿を披露し、
惜しげもなく肉体美をさらす
奥さんの姿だった。

顔は愛嬌はあるが美人ではない。
しかし、熟しきった中年女性らしい
プロポーションは最高だった。
わりとイケメンな旦那の目の前で、
あの身体を凌辱したい。
男はそれを実行に移したのだ。

キャンプ場を買った男は、
旦那にDMを送り案件を依頼したのだ。

「購入したキャンプ場を動画で宣伝して欲しい。
 リニューアルに関する助言もいただきたい。
 謝礼は交通費込みの70万でどうでしょうか。」

夫婦はまだ登録者数千人レベルの駆け出しだ。
男の依頼に喜んで応じてきた。
指定された口座に代金を振り込むと、
丁寧に礼のメールが届いた。
そしてやってきた、自分たちの終焉の場所に。

旦那は優しくて、良い人だった。
年長である男には敬語で接し、
要望通り、設備についても
色々助言してくれた。

そして、奥さんである結衣は、
男が思い描いていた通りの女だった。
冬だけに、水着姿ではなかったが、
ピンク色のスパッツに包まれた尻は逞しく、
サイズが小さめのセーターは丸く押し上げられ、
胸元はCカップ位だろうか、
やわらかそうな膨らみに、
男は思わず生唾をのみ込んだ。

すでに3人の人妻を犯し、
手にかけてきた男は、
結衣の中に早く挿入したいという欲望を、
隠すのに必死だった。
結衣は男の視線に欲望を感じ取ったのだろう、
男が席を外した後、2人の会話を盗聴していると、
「あの人、あたしをいやらしい目で見てた」
とそう言って、
「案件くれたんだから、ちょっとぐらい」
と旦那からたしなめられていた。
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