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家庭教師のさよ子先生 誘惑のノースリーブ
第5章 万二郎くんの高校受験 B2 先生に恋して語彙を増やそう
「そもそも万二郎くんがよっぽど普段から文章上手じゃない限り代行サービスに頼んだ読書感想文は担任の先生にすぐばれるし、そうなるとまた評定を下げられる可能性もあります。という訳で今日は一緒に読書感想文と課題研究を片付けましょう」
「はい、頑張ります!」
「といっても家庭教師のさよ子先生が君と一緒にいられる時間には限りがあるので、ここでも基礎練習から始めます。今から原稿用紙3枚ぐらいで終わる短い物語文を読んで貰うから、万二郎くんはその感想を400字以下で書いてみて。制限時間は30分ね」
「400字を30分ですか!? 頑張りますけど半分も埋められるかな……」
「ちなみにこういう時の文字数制限は8割以上は埋めないとゼロ点になるのが当たり前です。今回はどれだけしんどくても320字は必ず書いてね!」
私はポータブルSSDでいつも持ち歩いている読書感想文の練習テキストを印刷すると万二郎くんに手渡し、タイマーで30分を計測し始めました。
万二郎くんが必死で感想文を書いている間に私は万二郎くんが学校で貰ってきた5教科の課題をジャンルごとに整理し、一息ついているとちょうど30分経過のアラームが鳴りました。
「はい、頑張ります!」
「といっても家庭教師のさよ子先生が君と一緒にいられる時間には限りがあるので、ここでも基礎練習から始めます。今から原稿用紙3枚ぐらいで終わる短い物語文を読んで貰うから、万二郎くんはその感想を400字以下で書いてみて。制限時間は30分ね」
「400字を30分ですか!? 頑張りますけど半分も埋められるかな……」
「ちなみにこういう時の文字数制限は8割以上は埋めないとゼロ点になるのが当たり前です。今回はどれだけしんどくても320字は必ず書いてね!」
私はポータブルSSDでいつも持ち歩いている読書感想文の練習テキストを印刷すると万二郎くんに手渡し、タイマーで30分を計測し始めました。
万二郎くんが必死で感想文を書いている間に私は万二郎くんが学校で貰ってきた5教科の課題をジャンルごとに整理し、一息ついているとちょうど30分経過のアラームが鳴りました。