この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
シュガーヒル
第3章 お持ち帰り

だが、男性が女性にお持ち帰りされる話しはこれが初めてだった。
私はその事を聞くと軽く笑ったのだ。

確かに、ヤマザキのビジュアルはかなりのものだと思っていた。
若い女性が一夜限りの関係を持ちたくなるのも頷けた。

出来れば、自分の彼氏にしたいであろう。
とも思えたのだ。

私たちはオーダーした料理を強か食べつくしていた。
二人でシェアして食べるには丁度良い量だったのだ。

店内はご婦人方の声で騒がしくなっていた。
その様子を見るとヤマザキは私にこう言ってきた。

「もう、店出ない?」

時計を見るとまだ午後1時を少し回った頃だった。
この後の予定は何も立てていない。

店を出て、スタバにでも行きお茶でもするのかと私は思っていた。
このまま、お茶をして何事もなく終わってしまうのだろうか。

そんな事を考えながら私はヤマザキにこう言った。

「いいわ。出ましょう…」

支払いはヤマザキがしてくれた。
私は彼がホテルに誘ってくれるのを待っていたのだ。

つい1週間前にネットで知り合い、今日初めて会ったこの男に私は求めていたのだ。
何と、乾ききったこの心と身体であろうか。

私たちはランドマークタワーの下りのエスカレーターに乗っていた。
その時、ヤマザキがこう言ってきたのだ。

/76ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ