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シュガーヒル
第4章 バレンタイン
季節は移り変わり2月になっていた。
ヤマザキと出会ってから1か月になろうとしていた時だ。
2月と言えばバレンタインデーがある。
だが、私の家では記念日はお祝いしない事になっている。
夫の誠一が記念日は嫌いだからと言ったからだった。
なので、私は結婚してから誠一にバレンタインのチョコレートを贈った事がなかった。
そもそも、誠一はチョコレートが苦手だったのだ。
毎年この2月のバレンタインデーが近づくと、とても憂鬱そうな顔をしていたのを覚えている。
そんな、バレンタインデーが近くなったある日の事だった。
ヤマザキからLINEが来たのだ。
「今度のバレンタインの日に1日みなとみらいのインターコンチネンタルホテルで遊ばないか?」
みなとみらいにあるインターコンチネンタルホテルと言えば、女性は誰でも憧れるホテルだ。
女性でなくとも一度は泊まってみたいホテルだと思う。
そんな、高級なホテルで1日遊べるなんて嬉しくない訳がなかった。
私は直ぐに返事を書いた。
「喜んで行くわ…私嬉しい…」
「喜んでくれて良かった。じゃ、2月14日の午前11時にスタージュエリーの前で待ってて…」
「うん、分かったわ…」
スタージュエリーの前で待ち合わせるのがヤマザキと私のいつもの待ち合わせ場所になっていた。
私は2月14日の前日の夜に誠一に話をした。
「明日のバレンタインにエリと一緒に買い物と夕飯を食べにいってくるわ…」
「うん、構わないよ。いっておいで…」
ヤマザキと出会ってから1か月になろうとしていた時だ。
2月と言えばバレンタインデーがある。
だが、私の家では記念日はお祝いしない事になっている。
夫の誠一が記念日は嫌いだからと言ったからだった。
なので、私は結婚してから誠一にバレンタインのチョコレートを贈った事がなかった。
そもそも、誠一はチョコレートが苦手だったのだ。
毎年この2月のバレンタインデーが近づくと、とても憂鬱そうな顔をしていたのを覚えている。
そんな、バレンタインデーが近くなったある日の事だった。
ヤマザキからLINEが来たのだ。
「今度のバレンタインの日に1日みなとみらいのインターコンチネンタルホテルで遊ばないか?」
みなとみらいにあるインターコンチネンタルホテルと言えば、女性は誰でも憧れるホテルだ。
女性でなくとも一度は泊まってみたいホテルだと思う。
そんな、高級なホテルで1日遊べるなんて嬉しくない訳がなかった。
私は直ぐに返事を書いた。
「喜んで行くわ…私嬉しい…」
「喜んでくれて良かった。じゃ、2月14日の午前11時にスタージュエリーの前で待ってて…」
「うん、分かったわ…」
スタージュエリーの前で待ち合わせるのがヤマザキと私のいつもの待ち合わせ場所になっていた。
私は2月14日の前日の夜に誠一に話をした。
「明日のバレンタインにエリと一緒に買い物と夕飯を食べにいってくるわ…」
「うん、構わないよ。いっておいで…」