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淫夢売ります
第15章 淫らな紋章:求める罪
「目が覚めましたか?桜井天音さん」
私の名前を知っている?ここがどこかもわからないし、どういう状況下もわからない。警戒心で身を固くする。
「そう、緊張なさらないでください。私は須貝です。ここの研究主任をしています。よろしくお願いします。」
須貝と名乗った男はにこりと微笑む。どうやら悪意はないようだ。
「そうそう、まずは、お知らせです。
桜井さんに施した術式は成功しました。
お望みの通り、腹部に紋章が定着しています。」
腹部の紋章とは、先程見ていたあの妙な図案のことか?術式?
「どういう意味?」
「あれ?お忘れですか?ああ、記憶が混乱されているのですね。
淫紋処理にはよくあることです。
大丈夫です。ちゃんと契約書を交わしていますので・・・えっと・・・」
須貝は手に持っていたファイル・フォルダから一枚の書類を取り出すと、私によこした。
見ると、そこには「淫紋術式施術契約書」と銘打ってある。細かな文字で色々と制約事項や契約内容のようなことが書かれており、一番下にはたしかに私の筆跡でサインがあった。どうやらこの書類は原本ではなく、コピーのようだ。
サインを確認した後、私はその契約書にざっと目を通して驚いた。
曰く、
私は下記効果を持つ、淫紋を刻む術式処理を受けることを望みます。
一、淫紋は被験者の性欲動を徐々に高め、最終的には本来生体が持ち得る最大の状態にまでする。
一、淫紋は被験者の性感度を徐々に高め、最終的には本来生体が持ち得る最大の状態にまでする。
一、淫紋の被験者は、その性衝動を束縛する力から徐々に解放され、最終的には快楽の欲するままに行動する自由を得る。
一、淫紋を刻まれた被検者は、徐々に強烈なオルガスムスを得るようになり、最終的には本来生体が持ちうる最大の快楽を得ることが可能となる。
「何!?これ?こんな・・・」
私の名前を知っている?ここがどこかもわからないし、どういう状況下もわからない。警戒心で身を固くする。
「そう、緊張なさらないでください。私は須貝です。ここの研究主任をしています。よろしくお願いします。」
須貝と名乗った男はにこりと微笑む。どうやら悪意はないようだ。
「そうそう、まずは、お知らせです。
桜井さんに施した術式は成功しました。
お望みの通り、腹部に紋章が定着しています。」
腹部の紋章とは、先程見ていたあの妙な図案のことか?術式?
「どういう意味?」
「あれ?お忘れですか?ああ、記憶が混乱されているのですね。
淫紋処理にはよくあることです。
大丈夫です。ちゃんと契約書を交わしていますので・・・えっと・・・」
須貝は手に持っていたファイル・フォルダから一枚の書類を取り出すと、私によこした。
見ると、そこには「淫紋術式施術契約書」と銘打ってある。細かな文字で色々と制約事項や契約内容のようなことが書かれており、一番下にはたしかに私の筆跡でサインがあった。どうやらこの書類は原本ではなく、コピーのようだ。
サインを確認した後、私はその契約書にざっと目を通して驚いた。
曰く、
私は下記効果を持つ、淫紋を刻む術式処理を受けることを望みます。
一、淫紋は被験者の性欲動を徐々に高め、最終的には本来生体が持ち得る最大の状態にまでする。
一、淫紋は被験者の性感度を徐々に高め、最終的には本来生体が持ち得る最大の状態にまでする。
一、淫紋の被験者は、その性衝動を束縛する力から徐々に解放され、最終的には快楽の欲するままに行動する自由を得る。
一、淫紋を刻まれた被検者は、徐々に強烈なオルガスムスを得るようになり、最終的には本来生体が持ちうる最大の快楽を得ることが可能となる。
「何!?これ?こんな・・・」