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淫夢売ります
第20章 淫蕩遊戯:終わらない宴
☆☆☆
会社で私は里原主任を会議室に呼び出した。
「なんだよ、木崎」
面倒くさそうにする主任。とりあえずは、だ。
「あの・・・お礼を言いたくて。主任が私をプロジェクトに推薦してくれたと」
「ああ、そんなことか。お前に一番向いている、そう思ったからだ」
そう言って、ちょっと目をそらした。
そして、今日の本題。
私は胸ポケットからそっとモルフェのカードを取り出した。
私の取り出したカードの図柄を見せる。主任の目がみるみる見開かれる。
私がひと目見て、このカードの意味を悟ったように、彼も悟ったのだ。
自分が眼の前にしている人が、夢の中で自分を支配している人、本当にその人であることに。
肩が震えている。一瞬で、全てを悟ったのだろう。
「主任・・・今日、夜、付き合ってくださらない?」
これ以上の言葉は、私達の間にはいらないですよね?
にまりと、私は笑った。
会社で私は里原主任を会議室に呼び出した。
「なんだよ、木崎」
面倒くさそうにする主任。とりあえずは、だ。
「あの・・・お礼を言いたくて。主任が私をプロジェクトに推薦してくれたと」
「ああ、そんなことか。お前に一番向いている、そう思ったからだ」
そう言って、ちょっと目をそらした。
そして、今日の本題。
私は胸ポケットからそっとモルフェのカードを取り出した。
私の取り出したカードの図柄を見せる。主任の目がみるみる見開かれる。
私がひと目見て、このカードの意味を悟ったように、彼も悟ったのだ。
自分が眼の前にしている人が、夢の中で自分を支配している人、本当にその人であることに。
肩が震えている。一瞬で、全てを悟ったのだろう。
「主任・・・今日、夜、付き合ってくださらない?」
これ以上の言葉は、私達の間にはいらないですよね?
にまりと、私は笑った。