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淫夢売ります
第27章 調教彼女:淫らな果実
☆☆☆
「本当に、これで・・・」
茉莉は戸惑っていた。それもそうだろう。そのオマンコにはバイブレーターが挿入され、その上からパンティを履かされている状態だった。ブラを付けることも許さず、そのまま上にコートを羽織らせる。
この状態で、買い物に行くように指示したのだ。

当然、戸惑うのは無理もない。

しかも、買ってくるよう指示したのは、官能小説だった。普通の書店で、オマンコにバイブを挿入したまま、官能小説を買う。それが今日のミッションだった。

戸惑う彼女の耳元で囁く。

「僕がしてほしいんだよ。茉莉は僕のセックスドールなんだろう?」

これが、最近彼女を服従させるためのキーワードだった。どんなに恥ずかしいことでも、僕のためにやる、という魔法で、彼女に受け入れさせているのだ。僕が求めるから、僕がしてほしいから、それが、言い訳になってしまっていることに彼女はまだ気づいていない。

コクリ、と茉莉がうなずいた。

相変わらず、少し離れた場所で彼女を見張る。足がガクガクしているように見える。実はあのバイブレーターは遠隔操作が可能なやつだ。まだ動かしてはいないけど、リモコンは僕が持っていた。この状況そのものが、僕を異常に興奮させた。

人がいて、茉莉がなかなか官能小説売り場に行かれないようだった。・・・まだだめだな・・・。僕はスマホで茉莉に電話をする。茉莉がビクッと肩を震わせ、耳元に手をやる。ワイヤレスイヤホンを入れているのだ。ハンズフリーで電話が取れる。茉莉がとんと耳元を叩き、電話に応答した。

「茉莉・・・人がいる・・・チャンスだよ。うんと、恥ずかしい思いをしておいで。今、行くんだよ・・・」

茉莉がこちらを振り返り、涙目で訴えるが、僕は行くように再度促して電話を切った。ちょっとだけ躊躇していたようだったが、意を決して茉莉が売り場に足を進める。

緊張のせいか、身体が震えていた。

売り場には男性客が二人いた。それぞれ歴史小説等を物色しているようだった。この状態で茉莉が官能小説を手に取る・・・それが他の男達の劣情を掻き立てると思うといっそう興奮する。
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