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青い果実
第3章 誘い
トオルと写メの交換をしてから2週間程過ぎた頃だったと思う。
私たちは、毎晩プライベートメッセージでチャットをして語り合った。
トオルは当時25歳だったのだが、どんな職業に就いていたのか覚えていない。
どんなに思い出そうとしても、思い出せなかった。
学生でなかったのは確かだと思う。
私は、毎晩トオルとプライベートメッセージでチャットをしてゆくうちに、自分でもおかしなくらいに彼を好きになっていた。
惚れっぽい、恋愛体質だからだろうか。
直ぐに惚れてしまうのだ。
14歳も年下の男子に恋をするなんて、本当に自分は馬鹿だと思ってしまう。
でも、私はトオルの事が好きだったのだ。
そんな、私の気持ちを彼は知っていたのだろうか。
ある時、こう言ってきた。
「美都に実際に会って見たいんだけど…」
トオルも私の事を悪くは思っていないとそれを聞いた時感じたのだ。
私も、トオルに会って見たかった。
でも、誠一の事が頭をよぎる。
私には、夫がいるのだ。
それに、トオルには彼女もいる。
そんな私たちが実際に会って良いのだろうか。
そんな、疑問が頭をよぎる。
けれど、もう、私は自分の気持ちを抑える事が難しくなっていた。
私たちは、毎晩プライベートメッセージでチャットをして語り合った。
トオルは当時25歳だったのだが、どんな職業に就いていたのか覚えていない。
どんなに思い出そうとしても、思い出せなかった。
学生でなかったのは確かだと思う。
私は、毎晩トオルとプライベートメッセージでチャットをしてゆくうちに、自分でもおかしなくらいに彼を好きになっていた。
惚れっぽい、恋愛体質だからだろうか。
直ぐに惚れてしまうのだ。
14歳も年下の男子に恋をするなんて、本当に自分は馬鹿だと思ってしまう。
でも、私はトオルの事が好きだったのだ。
そんな、私の気持ちを彼は知っていたのだろうか。
ある時、こう言ってきた。
「美都に実際に会って見たいんだけど…」
トオルも私の事を悪くは思っていないとそれを聞いた時感じたのだ。
私も、トオルに会って見たかった。
でも、誠一の事が頭をよぎる。
私には、夫がいるのだ。
それに、トオルには彼女もいる。
そんな私たちが実際に会って良いのだろうか。
そんな、疑問が頭をよぎる。
けれど、もう、私は自分の気持ちを抑える事が難しくなっていた。