この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
青い果実
第4章 居酒屋
季節は残暑が厳しかった9月から10月へ移行し涼しさを感じさせる頃になっていた。
トオルと写メの交換をしてから直ぐにLINEの交換もした。
この頃から、パソコンのチャットではなくLINEで話すようになっていた。
そんな時、トオルからLINEが来たのだ。
「美都、今度横浜に飲みに行かないか?」
「え?飲みに行くの?」
「うん、俺、美都に早く会って見たい…」
トオルが私に会いたがっている。
それだけでも、嬉しさを隠し切れなかった。
「じゃ、いつのする?」
「今度の金曜の夜はどうかな?」
金曜の夜か。
また、誠一に嘘をつかなくてはならないと思った。
「分かったわ。でもちょっと待っててね。夫に聞いてみるから…」
「分かったよ。早めに返事くれよな…」
そう言うとLINEを閉じた。
その晩、私は誠一にこう言ったのだ。
「今週の金曜の夜に横浜にエリと飲みに行ってくるわ。いいでしょう?」
「余り、深酒しなければいいよ…」
「ありがとう。誠一さん…」
今回も、エリを利用してしまった。
トオルと写メの交換をしてから直ぐにLINEの交換もした。
この頃から、パソコンのチャットではなくLINEで話すようになっていた。
そんな時、トオルからLINEが来たのだ。
「美都、今度横浜に飲みに行かないか?」
「え?飲みに行くの?」
「うん、俺、美都に早く会って見たい…」
トオルが私に会いたがっている。
それだけでも、嬉しさを隠し切れなかった。
「じゃ、いつのする?」
「今度の金曜の夜はどうかな?」
金曜の夜か。
また、誠一に嘘をつかなくてはならないと思った。
「分かったわ。でもちょっと待っててね。夫に聞いてみるから…」
「分かったよ。早めに返事くれよな…」
そう言うとLINEを閉じた。
その晩、私は誠一にこう言ったのだ。
「今週の金曜の夜に横浜にエリと飲みに行ってくるわ。いいでしょう?」
「余り、深酒しなければいいよ…」
「ありがとう。誠一さん…」
今回も、エリを利用してしまった。