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12歳年下の彼と恋のキューピッドをする話
第1章 彼からの2つの提案

そんな…やり取りをしてる間に
來翔さんもお風呂から戻って来て。
あの大きなカウチソファで
今日は自分は寝る事にした様だった。

2人におやすみなさいをして、
そのままリビング出ると、
彼に先に…お風呂どうぞと
入浴をしてくるように勧めた。

『巴さんも…一緒がいいです…』

「でっ…でも…ッ…」

『えっちなこと…しませんから…』

「し…しないんだったら…
一緒にお風呂…入ってもいいかな…?」

と…えっちな事をしない事を
彼への条件にして…一緒に
いつも入っている様に
彼とお家のお風呂に入ったんだけど…。

ただ…えっちな事は何もしてなくて
お風呂に一緒に入っているだけなのに
いけないことをしてる様な気分になる。

お風呂から一緒に脱衣場に出て来て
身体を拭くと、パジャマに着替えて
歯磨きを済ませて髪の毛を乾かした。
軽く肌を整えてから、水分補給をして
彼と一緒にふたりにおやすみなさいをして
いつも一緒に寝ている寝室へと向かった。

『ライト、アルトが来ると
いつもは静かな家も賑やかですね…』

ベッドの上で…彼がゴロゴロしながら
こっちにそう声を掛けて来て。

「そうだね…」

『巴さん…、もういい時間に
なってますし、そろそろ…寝ましょうか?』

……と、こんな風に…して
6月7日の金曜日の夜は更けて行った。



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