この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
12歳年下の彼と恋のキューピッドをする話
第4章 梅雨は紫陽花

ロープウエイで10分程度で
山頂駅に到着する。
ライトアップされたヨーロッパ風の
レストハウスが出迎えてくれる。

ドイツの古城のヴァルトブルク城を
イメージして造られた物で、
この前は太陽公園で…
ノイシュヴァンシュタイン城風の
お城を見たばっかりだったけど…。

ヴァルトブルク城の画像を検索して
似てない??って思ったけど
城壁の内側の雰囲気が
ここのレストハウスに似ていて。

「あ、本当だ…似てる…」

『クリスマスのシーズンは…
ここでクリスマスマーケット
してるみたいですよ?』

「へぇ~そうなんだぁ…。
また…お昼間の時間も…
今のこの感じとは違うんだろうなぁ…」

『来たいですか?布引ハーブ園も
紫陽花が綺麗だって有名ですし。
昼間だったら、あそこの上で
ランチ食べられますし…、
ハーブ園の中にいい感じのカフェありますよ?』

そう言ってホラと、こことは
別の場所にあるカフェの
ザ・ヴェランダ神戸の画像を見せて来て。

「なっ…、え?凄い…お洒落…なんだけど。
ハーブ園の中にこんな…
素敵な空間があるの?」

ハーブティーやケーキを
神戸の絶景を眺めながら頂く事が出来るらしく。

『良い感じですよね?でもここは
来るんだったら、梅雨が明けてからの方が、
海がきっと綺麗に見えると思いますよ?』

今居る展望プラザのエリアも
綺麗に整えられた花壇があって。
海外旅行にでも来た気分になれる。

LINEで後は別行動でとだけ
小林に港斗が送信して。
ライトアップされたお城風の
レストハウスを見ながら散策する。

この海外旅行をしてるみたいな
雰囲気が素敵で…夜景見るの
すっかり忘れてたんだけど…。

神戸の夜景を一緒に見ている
2人の後姿だけ確認して、
私と彼は…お邪魔にならない様に
一足先に…布引ハーブ園から
ロープウエイに乗って、
元の山のふもとまで戻って来る。

『雰囲気はいい場所ですし……
後は…どっちからでも…良いから
くっついてくれたら…ってだけですよ』

そんな話をしながら車に戻って、
明石海峡大橋をふたりで見れる
穴場の明石舞子藩台場跡を目指した。

「ちゃんと…葵ちゃん、
小林君に告白したかなぁ?」

/103ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ