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12歳年下の彼と恋のキューピッドをする話
第5章 布引ハーブ園

明日も…デートに行くらしいけど…。

進展するのかなぁ…?

『あっ、あの~ぅ……えっと…、
生田サンは…知ってるはずなんですが…ッ』

と…来月に関するある話をして来て。

「えっ…あ、…そ、そうなの……?」

『でも…キスどころか…まだ…
その…手も…繋いでない…ので…。
そこまで…あるのかなって……ッ』

須磨シーワールドには…7月に
行く約束をしてると言っていたけど。
まさか…その日…泊りだったなんて…ッ。

「その日…泊り…なの?」

『は…はいっ……、その…
生田サンが…小林サンに……
圧を掛けたと…言いますか……ッ』

お酒が入ってるが、それ以上は
自分の口からは言えなさそうだったので。
これ以上は…あれこれと聞き出すのは
葵ちゃんが可愛そうになってしまって、
後は彼から聞く事にして、
その日はそれで…解散になったんだけど。

テラスハウスに帰ってから
彼にそれを訪ねてみたら。
それは来月まで内緒ですと
彼にはぐらかされてしまって。

それ以上は教えて貰えなくて、
お湯張りを待っている間に
カウチソファでキスをしながら
イチャイチャして過ごしてたんだけど。

『明日楽しみですね…、巴さん
西宮ガーデンズ…と尼崎のホテル。
エビちゃん達は、明日は
何処にデートに行くんでしょうね?』

「どこだろう?今はお天気が不安定だし
神戸どうぶつ王国とかかな?」

『六甲山とかかもですしね…?
今は六甲山も紫陽花綺麗でしょうし…
案外…海洋博物館かも知れませんけど…』

そんな話をしている内に
お湯張りが終わって…、
彼と一緒にお風呂に入って。
その日は…お風呂で…えっちして
お風呂が済んでからも…ベッドでも
彼と愛し合って……終わった後の
心地いい倦怠感を彼の腕枕で味わっていると。

『こう……こっちの事とかも…
色々聞かれるんですけど…答えにくくて…。
なんか…不安…みたいなんですよね…彼。
森園さんに…下手くそ的な事を
言われたのが…結構こう彼の中で
トラウマになってるみたいで……。
いざ…付き合うとか…に…
積極的になれなかった理由には…
その辺りもあったみたいですけどね…』



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