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無垢な姫は二度、花びらを散らす~虫愛ずる姫君の物語り~
第4章 参の巻
 その日の夕刻、清涼殿の帝の御座所(おまし)では皇太后安子が美しい眉をひそめて座っていた。
 帝は母君の当惑など素知らぬ顔で対峙している。
「一体、主上は何をお考えなのですか」
 安子は我が生みし子でありながら、今ではあまりにも遠く隔たってしまった帝を見つめた。途端にやるせない気持ちが胸の奥底から湧き上がる。
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