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無垢な姫は二度、花びらを散らす~虫愛ずる姫君の物語り~
第4章 参の巻
 あの優しい娘をみすみす不幸にはしたくない。たとえ血を分けた我が息子があの娘を欲していたとしても、公子を泣かせたくはなかった。
 安子は、これから起こるであろう悲劇を想像して、暗澹たる想いに陥った。
 夕陽が蔀戸を通して差し込み、上畳に渦模様を描いている。くらりと軽い眩暈を起こし、安子は畳に手をついて辛うじて我が身を支えた。
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