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無垢な姫は二度、花びらを散らす~虫愛ずる姫君の物語り~
第5章 四の巻
 帝が悠然と笑った。
「ああ、母上も殊の外お歓びだ。何しろ、そなたの父と母上は血の繋がった兄と妹。本来なら、そなたは私の后がねの第一の候補として名が挙がるはずの身。これまでそんな話が一度も出なかったのは、そなた自身が自分は一生嫁がぬと決めていたからであろう? だが、そなたはもう、そのような悲観的なことを考えるような必要は微塵もなくなった。俺は、我と我が身を日陰の存在で構わぬとしか考えられぬそなたを哀れにも不憫にも思うのだ。
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