この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
無垢な姫は二度、花びらを散らす~虫愛ずる姫君の物語り~
第5章 四の巻
 それに、こんな優しげな瞳を持つ男が他人を騙したりするような類の―悪人だとは、どうしても思えなかったのだ。
 禁裏の外へと出た男は再び走り出した。
 走る、走る。
 今夜、初めて逢ったばかりの男に背負われて深い夜の底を疾駆してゆく自分が、何か現の中のこととも思われない。まるで、少女の頃に読んだ恋物語の中の姫君のようだ。
/486ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ