この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
無垢な姫は二度、花びらを散らす~虫愛ずる姫君の物語り~
第5章 四の巻
 夢の中、公子は確かに夜の向こう―自分たちがひた走るゆく手にひとすじの光を見出していた。
 二人は風を切り、夜のただ中を駆け抜けてゆく。―それは、幸せな夢だった。
 夢の中で風となり、公子は笑っていた。
 嬉しげな笑い声が夜の闇に響き渡る。
 眠りながら、公子は夢の中の自分の笑い声を聞いていた。
 そして、これが、紀伊公之(たかゆき)と公子の運命的な出逢いであった。
/486ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ