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無垢な姫は二度、花びらを散らす~虫愛ずる姫君の物語り~
第2章 壱の巻
「どうだ、これで姫の機嫌は直ったかな」
 道遠は、おどけたように言った。今年四十二歳になるが、廟堂に君臨してはや十六年、その風格は端整な容貌に犯しがたいものを加え、圧倒的な存在感を醸し出していた。長身で偉丈夫、若かりし頃は武官を務めていたこともあるという彼は、その若々しい風貌から到底四十過ぎには見えない。今でもその立場もあいまって、内裏の女房たちからも熱い視線を集めているという男性でもあった。
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