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トライ アゲイン
第5章 安祐美、二度目の高校生活
そのように梨田に体を求められ、
娘の内申点のアップのために母の由美子は隔週で梨田に抱かれた。
これも全て娘の安祐美のためだと思えばこそ
好みのタイプでもない梨田に体を許した。
でも、不思議なことに好みのタイプではないとはいえ肌を重ねるごとに由美子の膣は梨田のペニスに馴染んでいった。
「お母さん、今日も用事があって出掛けるけど、
受験勉強を怠らないでね」
隔週でどこに出掛けるというのか、
自分には勉強しろと言いながら
由美子は出掛ける度にメイクが濃くなって行く。
「いいわよね、母さんは派手に遊び回って!」
受験のストレスから、ついついキツイ口調で母の由美子に当たり散らしてしまう安祐美。
「お母さんだって、あなたのために頑張っているのよ。大丈夫!お母さんがきっと合格させてあげるから」
何よそれ!まるで私の実力じゃ不合格にでもなるって言い方じゃない!
反発して受験勉強に勤しんだけれど、
所詮、二度目の中学生活で試験の問題が分かっているから好成績を残しているだけで、
真の実力が伴っているわけではなかった。
なので、受験当日はからっきし問題を解くことが出来なかった。
合格発表当日、やはり、安祐美の受験番号は合格者の中にはなかった。
「おかしいわ!そんなわけない!!」
何かの間違いよ!
母親の由美子は血相を変えて
安祐美を連れて中学校の職員室に怒鳴りこんだ。