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誰にも言えない!
第3章 この気持ちは…?


もちろん、文香だってそれには気づいていた



「最近緒方先生とよく話してるよねー、七海」



相変わらずニヤニヤしながら言ってくる




「べ、別に普通だけど?」




私が演習室によく通っていることは
誰にも言っていなかった

伊藤先生以外は誰も知らない




「だって授業終わりもよく二人でコソコソ話してるじゃん」





「コソコソはしてないよ!!」



(確かにみんなに聞かれないようにはしてたけど…


文香には話してもいいかな?)






それから文香に今までのことを話した

初めて演習室に行ってから
もう1ヶ月近くは経っていただろう





「…あらま、知らないうちに仲良くなってたのね」




「ごめん、何も言ってなくて…」




「いやいや、いいんだけど

どーなの?」



楽しそうに私の顔を覗き込む文香




「どうって?」





「どうってそりゃ、好きなのー?ってことよ!」





「しーっ!声おっきいよ!」



今はお昼休み
文香の声の大きさに周りに居た人がこちらを見ていた




「あー、ごめんごめん


で、どうなの?」



さっきとは反対に小声で話す




「だって相手は先生だよ?

好きとかそう言うのは…」




「でも七海の言い方だと好きみたいに聞こえるよ?

だって自分以外の子が先生と居るの嫌なんでしょ?」




確かにそうは思う

自分だけじゃないんだろうと思うと
少し残念な気持ちにもなってしまっていたから




「…うん」





「だったらもうそれは、好きってことじゃないの?」





「…んー、そうなのかなあ」



先生なのに、
好きなんてそんなことあるはずないのに…



私先生に
恋しちゃったのかな




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