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第2章 ドライ・マティーニ♪

お店は今日も賑やかだ。 今日のBGMはボサノバ

空席は後３つ。
私の隣にはまだあなたの姿はない――

泣きたくなって時計をみたらもう８時を回ったいた…

マスターは他のお客さんのお相手で忙しそう。

ひとりだけ居るバイトの女の子が２杯目のカクテルを運んでくれてから、３０分経っていた…


携帯にも出てくれない…

どうしたの？あんなに約束したのに…
私より仕事が大事なんだ

そうだよね。私なんて…あなたの重荷でしか無いよね。
一目惚れしてアプローチしたのも私だもんね…
やっぱり 思いの大きさが違ってたんだよね…


涙が…