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カクテルバー 『cross×』
第2章 ドライ・マティーニ♪

「福岡――――」
グラスに触れた手が震えた…
私が何処に居るのか、何をしてるのかも…考えられないくらい…
目の前が真っ白になった…
ここからじゃ…遠すぎる。
あなたがいなくなってしまう…
溢れて来た涙は後から後からこぼれて落ちた…
声を殺して泣いて震える肩を、あなたが強く握り締めていた――
「嘘だと言って!…
冗談だと言って!
――――――
ねぇ…
夢だよ……と言ってよ!!
お願い――
お願いします……!!」
堪えてた何かが音をたてて壊れた瞬間、あなたの胸に顔を埋めて腕を力いっぱい叩いて…声をあげて泣いた
グラスに触れた手が震えた…
私が何処に居るのか、何をしてるのかも…考えられないくらい…
目の前が真っ白になった…
ここからじゃ…遠すぎる。
あなたがいなくなってしまう…
溢れて来た涙は後から後からこぼれて落ちた…
声を殺して泣いて震える肩を、あなたが強く握り締めていた――
「嘘だと言って!…
冗談だと言って!
――――――
ねぇ…
夢だよ……と言ってよ!!
お願い――
お願いします……!!」
堪えてた何かが音をたてて壊れた瞬間、あなたの胸に顔を埋めて腕を力いっぱい叩いて…声をあげて泣いた

