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カクテルバー 『cross×』
第4章 ソルティードッグ♪と スクリュードライバー♪
カクテルバー『cross×』
大人の女性と男性が、交わり、絡み、去って行く…
店の一番奥の席に私は独り、ソルティードッグを飲んでいる――
夫と別れ私はひとりでも生きている。
「髪を切ったんですね。とてもお似合いです!」
「マスターも相変わらず素敵ですね」
そんな会話でさえ懐かしい感じがする…
久し振りのソルティードッグをゆっくりと喉に流し込む…
あー…おいしい…
やっぱりこれが好き…
琢磨が…好き…
此れから切り出す別れを…どう告げようか…
それでも優しいグレープフルーツの香りは私を癒していく…
大人の女性と男性が、交わり、絡み、去って行く…
店の一番奥の席に私は独り、ソルティードッグを飲んでいる――
夫と別れ私はひとりでも生きている。
「髪を切ったんですね。とてもお似合いです!」
「マスターも相変わらず素敵ですね」
そんな会話でさえ懐かしい感じがする…
久し振りのソルティードッグをゆっくりと喉に流し込む…
あー…おいしい…
やっぱりこれが好き…
琢磨が…好き…
此れから切り出す別れを…どう告げようか…
それでも優しいグレープフルーツの香りは私を癒していく…