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アダルトなHな体験談的小説
第16章 課長さん
「ああっ、ともこっ、すまんっ」


課長はしゃがみ込み、私の内腿にしがみ付きました。


「あ…」


さっき課長のベルトのバックルで引っ掻いてしまった場所から血が滲んでいます。


その時初めてジワリと痛みを感じました。


課長はその傷を「すまない…すまない…」と何度も言いながら舐めてくれました。


「課長…私、嫁入り前なの…責任取って下さいね…」


ニヤリと笑いかけました。


課長の顔は恐怖に慄いています。


「ふふ…冗談ですよ…」


課長の頭を抱き締めました。


星の見えない都会の夜空にちょっぴり切なくなりました。


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