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エリート妻色情飼育
第40章 第三十六章 真相
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昼食休憩 
20●2年6月11日PM 1:00


裕子が用意してきたサンドィッチを裸のまま頬張り、ビールで流し込む男達の様はまるでケダモノであった。

春香はまだ夢をみているようで、食べ物も喉に通らなかった。
この一週間で体験した事は想像を絶する程、強烈だった。

遂この間、井上と婚約したばかりなのに。
いくら見合いとはいえ、春香にとって初めての本格的な恋であった。

人を愛する事を知り、処女も井上に捧げたのだ。
甘いマスクと優しい人柄は春香の理想に近く、秋元グループの将来を嘱望される超エリートの婚約者を持つ事で、両親にも安心を与えていた筈である。

春香は幸せの絶頂にいると思っていた。
それが今、この三人に囲まれてメス犬のように、淫乱な女におとしめられてしまったのだ。

今になって、ようやく裕子もグルになっていた事を知ったのであるが、ビデオに撮られた凄まじい程の痴態を改めて見せられると、自分の本来の性癖かもしれない淫乱さを否定出来ないのであった。

だが、春香は本当の真実には気付いていない。
裕子によって数ヶ月も興奮剤をのまされていたことを。
裕子の妖艶な魅力によってレズビアンプレイをさせられ、淫靡な快楽に溺れてしまったと思い込んでいた。

クスリの効果とも知らずに自分自身の中に潜んでいた淫乱な性癖が原因だと思っていた。
たとえそうだとしても処女を喪失したばかりの無垢な天使が淫靡に乱れる筈は無いのは、冷静に考えれば辿り着く真実なのだが。

幸造達は歪めた真相を打ち明ける事によって晴香の心を巧みに操ろうとしていた。
決して戻れないよう「性奴隷」として調教するために。

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