この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
エリート妻色情飼育
第8章 第七章 親子の野望
「女房は、もうコリゴリや・・・」

父の言葉が心にしみた。
そして悟の脳裏に妖しい女の表情と、切なく細い声が蘇るのだった。

※※※※※※※※※※※※※※※

『ダ、ダメよ・・悟がいるもの・・・』

五才になる悟の目が障子の隙間から覗いている。
男は女の言葉に、かえって火がついたように荒々しく絡んでいった。

『ああっ・・い、いやっ・・・』

女は言葉とは裏腹に男の背中に手を廻していく。
男の唇がうなじを辿る動きに切ない吐息を出している。

『フフフ・・そんな事言うて・・・。
好きなくせに・・・
子供はさっき寝かしつけたばっかやろ?』

『ああぁ・・うふぅ・・・』

白い手がさ迷っていた。
母の手であった。

浅黒い男の背中を、まるで別の生き物の如く這廻っていく。
悟にとって全てであった美しい母の顔が、違う女に変わっていった。

(お母・・ちゃん・・・)

あどけない顔が、次第に何か汚らしい物でも見るように歪むのだった。

/653ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ