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エリート妻色情飼育
第155章 第二章 二人への御褒美
「裕子っ・・・」
「きゃっ・・・」

悟の手が裕子を引き寄せると、厚い胸に飛び込んでいった。

「んぐぅ・・んんん・・・」
そのまま舌を絡ませるように唇を奪われた。

「んふぅ・・はぁ・・んんん・・・」
裕子も男の背中を引き寄せ、熱い息を吹きかけていく。

「裕子・・愛している・・・」
「悟様ぁ・・私も・・愛しています・・・」

まさに恋人同士のように愛し合う二人は、御似合いのカップルだと幸造は思った。

「おいで・・春香・・・」
クスッと笑った男は両手を差し伸べて言った。

「嬉しい・・御主人様ぁ・・・」
春香も歓びの声を上げて幸造に抱きしめられる。

「んふぅ・・ふぅ・・んん・・・」
自分から積極的に舌を絡ませていく。

「御主人様ぁ・・好き、大好きぃ・・・」
「おぉ・・春香ぁ・・ワシも好きやぁ・・・」

(ああぁ・・わ、わたし・・・)
社長が、幸造が好きだと思った。

二人の年齢差は四十歳近くある。
春香の父よりも年上の男と抱き合い、熱いキスを交わしている。

克己という、愛する夫がいるというのに。

春香は沸き上がる不条理な欲望を持て余しながらも、官能の渦に自ら飲み込まれていくのだった。
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