この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
エリート妻色情飼育
第162章 第八章 虜
「少し長引くかもしれんが、
待っててくれ・・・
伊藤さん・・井上の相手をたのむよ」
「かしこまりました、副社長・・・」
頭を下げた後、チラリと克己を見た目が光った。
二人が出ていった後、裕子がゆっくりと近づいてくる。
立ちすくむ男に身体を寄せながら囁いた。
「それじゃあ・・・」
甘い息が耳元に吹きかかる。
「ゆ、裕子さん・・・」
ゾクリとした快感が走る。
「相手をしてあげるわ、ボウヤ・・・」
二人きりになった秘書室で妖しい声が響いていった。
※※※※※※※※※※※※※※※
春香結婚三ヶ月目「社長室」
20●2年12月20日 AM 11:30
「ん・・ふぅ・・・」
長い睫毛が揺れている。
「んみゅう・・んん・・・」
柔らかな唇の感触がたまらない。
(ゆ、裕子さん・・・)
克己は抱きしめる両腕に力を込めた。
三ヶ月ぶりの裕子とのキスに胸を熱くしている。
春香という素晴らしい妻がありながら、裕子の妖艶な魅力を振りほどくことが出来ない。
自分の罪の重さを感じながらも、克己は裕子を抱きしめる力を強めてしまうのだった。
「裕子さん・・裕子さんっ・・・」
「あぁ・・井上君・・・」
首筋を這う男の息がくすぐったく裕子を昂らせる。
克己の一途な想いが嬉しかった。
最初は罠を仕掛けたつもりだったが、男を愛し始めている自分に気づいている。
悟にも素直に気持ちを打ち明けていた。
悟が裕子の気持ちを否定することはない。
自分の父親とも恋人を共有したほどなのだから。
それは裕子を愛していないという訳ではない。
いや、深く愛しているからこそ、裕子の想いを認める幸せを感じているのだ。
待っててくれ・・・
伊藤さん・・井上の相手をたのむよ」
「かしこまりました、副社長・・・」
頭を下げた後、チラリと克己を見た目が光った。
二人が出ていった後、裕子がゆっくりと近づいてくる。
立ちすくむ男に身体を寄せながら囁いた。
「それじゃあ・・・」
甘い息が耳元に吹きかかる。
「ゆ、裕子さん・・・」
ゾクリとした快感が走る。
「相手をしてあげるわ、ボウヤ・・・」
二人きりになった秘書室で妖しい声が響いていった。
※※※※※※※※※※※※※※※
春香結婚三ヶ月目「社長室」
20●2年12月20日 AM 11:30
「ん・・ふぅ・・・」
長い睫毛が揺れている。
「んみゅう・・んん・・・」
柔らかな唇の感触がたまらない。
(ゆ、裕子さん・・・)
克己は抱きしめる両腕に力を込めた。
三ヶ月ぶりの裕子とのキスに胸を熱くしている。
春香という素晴らしい妻がありながら、裕子の妖艶な魅力を振りほどくことが出来ない。
自分の罪の重さを感じながらも、克己は裕子を抱きしめる力を強めてしまうのだった。
「裕子さん・・裕子さんっ・・・」
「あぁ・・井上君・・・」
首筋を這う男の息がくすぐったく裕子を昂らせる。
克己の一途な想いが嬉しかった。
最初は罠を仕掛けたつもりだったが、男を愛し始めている自分に気づいている。
悟にも素直に気持ちを打ち明けていた。
悟が裕子の気持ちを否定することはない。
自分の父親とも恋人を共有したほどなのだから。
それは裕子を愛していないという訳ではない。
いや、深く愛しているからこそ、裕子の想いを認める幸せを感じているのだ。