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エリート妻色情飼育
第207章 第二章 温もり
「おめでとうございます・・・」
拍手をしながら声を出した。

「おめでとう、早苗さん・・・」
悟も続く。

「おめでとうございます、安藤・・・
いや、秋元早苗さん・・・」

克己も嬉しそうに手を叩いている。

裕子は早苗に抱かれながら泣き続けていた。
震える細い肩を優しく撫でる早苗も涙を流している。

幸せな時間が流れていく。
幸造はそっと愛する妻の肩に手を置いた。

振り向いた早苗の唇から白い歯がこぼれた。

※※※※※※※※※※※※※※※

春香結婚六ヶ月目「カナダのホテル」 
20●3年3月20日 PM 3:00


「ふふ・・・」
幸造の肩にくすぐったい息がかかる。

大きな瞳が見つめている。
ずっと夢見ていた瞳が潤んだ光を散乱させている。

全裸で横たわる二人は、興奮の余韻に浸っていた。
久しぶりに重ねた互いの温もりが心地良い。

「凄く、気持ち良かった・・・」
「ああ、ワシもや・・・」

女の甘い囁きを飲み込むように唇を重ねる。
細い腰をギュッと抱きしめる。

「あはぁ・・んふぅ・・んん・・・」

早苗は嬉しそうに抱きしめ返す。
預けた舌を男の口の中で絡ませていく。

「早苗・・おぉ・・むぅ、んん・・・」
幸造も込み上げる愛おしさのまま貪る。

冷めやらぬ興奮のまま、二人の再開のシーンを辿っていくのであった。
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