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ラブカルチャースクール+α
第10章 cherry shortcake
「どうしようかな…」

俺の目の前には、琴海さんとのレッスンで余った

『さくらんぼのショートケーキ』

が、2ピース残っていた。

「明日食べるって言ったけど…」

今日だって、2ピース食べていたし…生ものだからな…。

琴海さんのレッスンで、俺はちょくちょくこのケーキを買ってしまう。

毎回ワンパターンだけど、いつも嬉しそうに笑う顔を見ると、俺も嬉しくなったんだ。

それに…さくらんぼは…彼女とのキスの味になっていた…。

そんな事を考えつつ、休憩室に行くと

「セイジ~どうしたの?」

コウセイとナツが、一緒にお茶を飲んでいた。

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