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第11章 Strategy Gyuuu！

「煩いなぁ！コウセイが勝手に抱き付くからだろ！」

感情的なハヤトにマサキは

「適当に流せばいいだろ…」

と、宥めたが…

『適当』！？

「マサキ、酷い！」

「ハヤトも一緒に飲まないか…ナツがチキンお勧めしたいみたいだぞ…」

ナツを見ると、色んなジャムを試しながらチキンを頬張っている。

アイツは本当に、お気楽だなぁ～。

ハヤトは、このアットホーム具合に慣れないのか

「一人が気楽だ…」

セイジを一睨みして、プイッとそっぽを向いてナツの所に向かって行く。

「たく…本当に…ハヤトは、素直じゃないな…」

ナツから皿を受け取ったら、また離れてしまったけど。