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第11章 Strategy Gyuuu！

ツンツ～ン！

「えっ！？」

更に魅惑的な微笑みを湛えたまま身体を少し揺らして、軽く俺の鼻先を突っついた。

「はへ～！」

スットン！

脚の力が抜けて、床に膝ま付いてしまった。　

「コウセイッ！」

見守ってたセイジとマサキが、急いで駆け付けてくる。

「コウセイさん！」

遠くからナツの心配そうな声も、響いていた。

「コウセイ…大丈夫？」

ヤナセがニッコリ微笑んで、手を差し出した。

その手を掴みながら

「何の…拳法だよ…」

「知りたいか？」

ヤナセは目を細めて囁く。

「あぁ…是非とも」

「クス…まずは…受付講師まで上がっておいで…」

受付……なんだってぇ～！？