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第22章 LOVE Lesson２ Ｄ

「あぁぁっ！はぁ…んぁぁぁあぁ――――！！」

真っ白い意識に砂嵐のフィルターが掛かってきて、快感のフィルムがプッツリ切れた――――



――――思ったら…

マサキの動きが止まっている。

「あ……はぁ……ぁ…」

何が起きたのか、単純なことでも今の私には理解し難かった。

奥まで食い込んでいた腰を、マサキは少し引いて

「このままだと辛いから…最後はピストンにしていいかな？」

繋いだ手を離して、私の汗で頬に張り付いた髪を払ってくれた。

「あ…はい…私もその方が…」

このまま特大尺玉を打ち上げられるより、気持ちが落ち着く。

確か講師は『射精』が出来ないと聞いたような…

だったら激しくすると、流石のマサキでも辛くなったのかもしれない。

容赦ない絶頂の波に飲み込まれる恐怖から解放されてホッとする私にマサキはやさしく微笑みんで、身体を密着するよう重ねてきた。