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愛しのバニー~Bad Romance~
第5章 つうさん 2
八王子のホテルで、
喜田がうさぎの耳元である提案をしてから、二か月が経っていた。

深夜、喜田はうさぎの部屋にいる。

ピンクのローズ模様のベッドカバーの上でうさぎを組み敷き、
ぬかるみに熱い肉棒を出し入れしている。

「みんなに見てもらおう、かわいいうさぎがいくところを」




───俺が君の欲望を満たしてあげる

八王子のホテルで、喜田はうさぎの耳元でそう呟いた。

年上の男としているところを
他の男に見られながら絶頂を迎えたい。

いままで誰にも言えなかった願望を、
喜田はかなえてやろうと申し出たのだった。

うさぎは一瞬とまどったが、
その申し出を受けいれた。



それからは週に一回のペースで
うさぎはピンク色のウサギのコスチュームに身を包み、
マスクをはめて変装し、
喜田に体を弄ばれる動画を配信するようになったのだった。

うさぎは顔の半分以上が隠れていても、
潤んだ目を見るだけで発情しているのが
ありありとうかがい知れた。

両足を大きく広げ、
三十歳以上も離れた男の浅黒い肉茎で
薄紅色の割れ目を抉られながら、
カメラを向けられ、
羞恥心で耳を深紅に染めている。


喜田がストロークを速めると、
ゆるんだ水風船がバウンドするように
乳房をゆらしてうさぎは喘いだ。

「あああっ、見られてる、見られてる、恥ずかしい、とこ・・・っ」

うさぎは両手を内ももにあてがい、
二人のつなぎ目を見せつけるように開いた。

「ああっ、みて、入ってる、入ってる」


接合部から、
悦楽に跳びはねるように
体液のしぶきが飛びちった。
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