この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ココロのアナ
第2章 出会い。そして始まり。
「先輩ってモテるから
大変ぢゃないですか?」
「モテるなんて、感じた事ないな」
「俺は先輩みたいな人
好きですよ」
「ありがとな」
ハハッと笑い話は終わる。
はずだった…。
「先輩…女性ぢゃ満足できないんでしょ?」
悪戯っ子のような笑顔で
旭は告げる。
「隠さなくてもいいんですよ
男専の店出入りしてるの見てますから」
そう言うと、携帯の液晶には…
男に肩を抱かれ店から出てくる俺が
撮られていた。
「な…ん…ッ」
言葉を失う俺に旭は言った。
「世の中理解ある人達ばかりぢゃないですよ
それにこうゆうのって…
出世や営業には御法度でしょ?
さすがに評判いい先輩でも
まずいんぢゃないですかー♪?」
笑いながら何枚もある写真を
スライドさせては
俺にみせてくる。