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ココロのアナ
第9章 強行手段




「ご、ごめ…修…修起きて…」



「触んな」



しゃがみ込む渚を背後から服を掴み
床に叩きつける



「触んぢゃねー俺のだ」




抱き抱え服を整える…
ガクンと下がる頭をなで
寝室を後にした…




「修…お仕置き…してやんなきゃな…」


そう呟き家をでる…。




車に乗せ自分の上着を体にかけてやり
携帯を取り出す…





「もしもし…旭です…
今から一人看てもらいたいから
そっちに向かいます」



電話の相手にそれだけ告げ
車を走らせた…。




「ァ…ッ…アァ…」



うなされるような声が車内に響き
修の頬には涙が流れた



「はぁ…ここまでされたら
流石にきれそう…」


煙草をもつ手が震えた…。





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