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12歳年下の旦那さんとの甘い生活
第6章 9月の14日~16日の3連休
大和は沢山の人が
自分の運動会を見に来てくれたから
ずっとご機嫌でニコニコしていて。
終わった後の後片付けを、
元気が有り余ってる彼が手伝っていて。
こども園の若い先生から、
誰のお父さんですか?と聞かれていて。
私は…シートとかの片付けを手伝いつつ、
その様子を横目で見ていて
ちょっと…イラっとしたのはしたんだけど。
普通に…港斗君は、友坂大和の
母親である友坂千冬の姉の夫ですと
そう…自分の事を説明していて。
お子さんが生まれたら是非と…
そんな風に言われて嬉しそうにしていて。
彼が嬉しそうにしてるのは、
その若い可愛い保育士さんに
話しかけられてる事じゃなくて…
子供…が生まれたらの…未来を
想像して…喜んでる…だけなんだろうけど。
片付けのお手伝いもして、
その後は実家で仕出しのオードブルと
近所の町寿司の出前のお寿司で
お昼ご飯を皆で一緒に食べて。
大和が一緒に遊びたいと言うので
一緒に近所の公園で遊んで。
帰りにスーパーに寄って帰って来て。
『巴、明日なんですけど…』
「うん、明日がどうしたの?」
12日から生理になってるし、
この連休中は生理だから
前に行きたいねって言ってた
みなと温泉蓮の日帰り利用も出来ないし。
『京都の京セラ美術館に
行っても良いですかね?ちょっと
京都の美術館にも行ってみたいなって』
「別に明日は何も無いし、
全然私は…大丈夫だけど…」
『じゃあ、京都のラブホに泊まって
そのまま京都の美術館巡りしましょうよ』
と…殆ど思いつきみたいにして
彼がそんな事を言って来て。
3連休だから確かに後2日
休みあるにはあるけど…。
『やっぱり…泊りはダメ…ですか?』
「だって、次の連休は
淡路島に行くって話になってるし…
その旅行し過ぎだと思うんだけど……」
『でも2日連続で、
京都に垂水の家から行くよりも
あっちに泊った方が…楽ですよ?』
「ダメな物はダメだってば…
明日は普通に日帰りにしようよ…」
『じゃあ、10月に旅行しましょうよ
確か、10月にも連休ありましたよね?』
確かに10月にも…3連休はあるけど。