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12歳年下の旦那さんとの甘い生活
第8章 淡路島2泊3日の旅 1日目

妹は……赤ちゃんも居るし
お父さんに家の車で
ピストン輸送して貰って
垂水駅まで送って貰うとかって
そんな事を言ってたけど。

小林君と葵ちゃんは
駅からだから歩いて5分だけど。

美咲さん達は…家は垂水なのかな?
お店が垂水なだけかもしれないけど…。
ご主人は…三宮で働いてるみたいだし。

私のキャリーバックは
彼が持ってくれたから
私は自分の手荷物しか持ってない感じで。

自分の荷物だから持つよって言うけど
まぁ…ちょっとした運動ですからって
そう言って持ってくれてる…。

歩いて私と彼が垂水漁港に着くと、
指定されていた場所には
双子の姿はまだなくて。

妹の旦那さんの孝明さんと
甥っ子の大和の姿が見えた。

ブロロロロ…と…
1台のタクシーが
私達と、大和達の間に
割って入って来る感じで
目の前で減速して停車する。

中から美咲さんと…美咲さんの
ご主人らしき男性が降りて来て。

ご主人とは初対面だから
まずはご主人とご挨拶をして。
美咲さんは妹の旦那さんの
孝明さんとも大和とも
初対面になるので頭下げながら
お互いにペコペコして
挨拶をしてて…。

それを見守っていると、
1台のそれらしきバスがこっちに
向って走って来るのが見えた。

『巴姉サ~ン!生田サ~ン!!』

大分離れた場所に…葵ちゃんと
小林君の姿が見えていたんだけど
葵ちゃんは背が低くて
身体は小さいけど良く通る声をしてるから
声はハッキリとこっちまで聞こえていた。

そのバスは…26人乗りの
ローザカスタムと言うマイクロバスで。

ワインレッドとアイボリーのカラーリングで
ボディの目立つ場所に、安心と信頼を
地元神戸にお届け水嶋運送と書かれている。

バスから、双子が降りて来て
バスの中に既に誰か1人乗ってるのが見えた。

『おはようさん、
お、ヤマト久しぶりやなぁ~。
んで、ヤマトのお父さんと、
ああそれから、ビューティーサロン
MISAKIの奥さんと、…どうもどうも
美原先生も…今日はお世話なんます~。
あっちにコバと、葵ちゃんも
こっち来よったん見えとったし。
もうみんな揃とんの?』



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