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12歳年下の旦那さんとの甘い生活
第14章 2024年10月5日
こっちの身体の余韻が醒めるまでの間
何度も…指でイカされてしまっていた。
「あああっ、今ッ…動かしちゃ…
ダメええぇッ、イちゃう…イっちゃう
また、イちゃう…からあぁっ…!
あぁあっ、あっ、ああああああぁ゛!!」
ーー
ー
…――と…、こんな風に
終わった直後の…敏感に
なり過ぎちゃってるのが落ち着くまで
指でイカされまくってしまって…。
むすぅ…と…巴は…頬を
膨らませて不機嫌オーラを
全身から醸し出しながら。港斗に
背中を向けてふて寝をしている最中で。
『あのぉ~、巴?
怒ってるんですか?巴~?』
「知らない……ダメって言ってるのに
調子に乗った港斗が…悪いんだもん…ッ」
『でっ、…でも…巴…何度も
イってた感じだったし、凄い
感じてて…。気持ち良さそうでしたよ?』
「気持ち良かったとしても、
イってたとしても……あんなに
何度もしつこく…するのはダメなのッ」
こっちが背中を向けているから
後ろから彼がギュウウと
縋り付くみたいにして抱きついて来て。
『その…最初の時に…巴っ
僕が…すぐ…出しちゃったんで
イキ足りなかったんじゃないかって
僕…心配…だったから…つい…ッ』
「………」
『もうしませんっ…もうしませんからぁ…
でっ…でも…巴…、ダメって
言いながら…イカされちゃうの…も
ちょっと…、嫌いじゃなさそうですし…ッ』
「…………」
『…すっ、すいません…ッ。
もう…調子に乗り過ぎない様に
するんでぇ…、機嫌直して…下さいよぉ~』
後ろから…凄い勢いで
謝り倒して来るから、しばらく
彼のこれを聞いて置こうかとも
そんな風に思ったけど…。
あんまり…必死になってるので、
段々可哀想になって来て。
巴が…港斗の方に向き直ると、
ぱぁっと…港斗の顔が
明るくなって笑顔になるから。
もう…怒るのも…馬鹿馬鹿しくなるし
こっちもその笑顔に釣られて
笑顔になってしまっていた。
ギュウウウとこっちに抱きついて来て
よしよしと彼の背中を撫でる。
「もう…怒ってない…から」
『本当ですか?巴、
もう…さっきの僕が調子に
乗り過ぎっちゃったの怒ってないですか?』